ゲーム感覚で楽しく発音練習!【Timothy先生】とのレッスンでフランス語の早口言葉に挑戦。
Bonjour!
フランス語学習中のスタッフ、Kanakoです。
オンラインフランス語学校アンサンブルアンフランセには、優秀で個性豊かな講師が80名近く在籍しています!そこでスタッフ兼フランス語学習者の私がレッスンを実際に受講して、講師の魅力や率直な感想をお伝えします。「どの先生を選んでいいのか迷ってしまう」というときに、ぜひ参考にしてください♪
今回はTimothy(ティモティ)先生のレッスンをレポートします。
Timothy先生はリヨン出身。明るく誠実な人柄と頭の回転の速さがあり、生徒を楽しませながら的確な指導をするのが得意な先生です。
私の発音の苦手ポイント
最初の自己紹介の中で、私の発音の「癖」にすぐに気付いたTimothy先生。
« Vocabulaire »のように«V»と«B»が混ざった単語は、日本語にない«V»の発音を意識しすぎて«B»まで«V»の発音をしてしまう。
Timothy先生のアドバイス
難しくないから大丈夫!まずはリラックスして力を抜きましょう。
→次に«Vo-ca-bu-laire»と音節を分けて発音してみましょう。
→力を抜いてゆっくり何度か«Vo-ca-bu-laire»と発音してみる。
→Timothy先生が自然な速さで« Vocabulaire »と言った後に復唱。
→力を抜いて、講師の発音に続けて、一呼吸で言ってみると…
« Vocabulaire ».
あら不思議。変に意識することなるナチュラルに発音できました〜!(パチパチ)
Timothy先生は生徒が実践しやすい発音指導を心得ています。そして、発音矯正だけでは終わりません。ステップアップのため私に必要な練習をすかさず提案してくれます。
先生:「Virelangueを知っていますか?」
私:「Non. Qu’est-ce que c’est?」(いいえ。それは何ですか?)
フランス語の早口言葉で発音練習
Virelangueとは、フランスの早口言葉のことです。日本で言う「生麦生米生たまご」のようなものですね。
レッスン内でフランスの早口言葉をまとめたサイトを教えてくれました。
たくさんあるVirelangueの中でも、下記はフランス人なら誰もが知っているものだそうです。
・Je veux et j’exige quatre-vingt-seize chaises.
「私は96個の椅子が欲しく、要求する。」
早口言葉ですが、まるで王様の命令のようなフレーズなので、王様になりきって偉そうに発音してみました。(笑)すると、Timothy先生がおまけの一言まで付けてくれました。
・J’en veux ni une de plus ni une de moins !
「一つ少なくても、一つ多くても駄目だ!」
そして、私が知っていたVirelangueはこちら。(世代や地域によって、多少文言が違うことがあるそうです。)
・Un chasseur sachant chasser son chat sans son chien de chasse est bon chasseur.
「猟犬がいなくても猫を狩ることができる狩人は良い狩人だ。」
ときどきお手本であるはずのTimothy先生も噛んでしまったり、ゲーム感覚でお互いに大いに笑いながら、自然に言えるまで繰り返し練習しました。
この日のレッスンは夜、仕事の後の受講でしたが、疲れた脳がほぐれるような感覚がありました。先生の人柄に加え「お勉強」と感じない楽しい指導のお陰ですね。
レッスン語も続く「楽しい学習」の効果
その日の夜、お風呂の中でも覚えたVirelangueをブツブツ言ってみたり、翌日も夕飯を作りながら覚えたVirelangueをブツブツ言ってみたり…
つっかえずに言えるようになったことが嬉しくて、言うのが楽しくて、何度も一人で復唱しました。そうしましたら自分でも驚くほど、数日経っても記憶が定着していました。
「楽しい」と感じると脳の働きがよくなり効率が上がるのだと思います。(逆に疲れた時に嫌々する勉強は全然覚えられないですよね・・・汗)
レッスンの最後に出された宿題は、「自分の早口言葉を考える」というオリジナリティあふれるもの。Timothy先生は宿題まで面白いな、と思いました。(難しければ、次回レッスンで一緒に考えることもできますよ、とのこと。)
「苦手」→「できる」→「楽しい」に変える。
Timothy先生の魔法のようなレッスンぜひ体感してみてください!